設定

概要

各種の動作について設定をします。

ファイルの検索や操作に関する設定は次回の検索や操作から有効となります。

その他の設定は即座に反映されます。

自動処理

検索終了時に行う処理を指定します。


検索終了後にソートする

検索終了後に結果リストをソートする方法を指定します。

ソート方法は1~4まで指定できます。

複数のソート方法を指定した場合は、数字の若いソート条件から適用されます。

検索終了時に削除対象を自動選択する

残したいファイルの条件を指定します。

重複ファイル検索、類似画像検索のそれぞれについて条件を指定できます。


条件は1~4まで指定できます。

複数のソート方法を指定した場合は、数字の若いソート条件から適用されます。

重複ファイル検索

重複ファイル検索時の設定を行います。


ファイル名が同じものだけ比較する

ファイル名が同じファイル同士を比較します。

ファイル名が異なるファイルは中身が同じファイルであったとしても検索結果から除外します。

比較方法

ファイルの比較方法を指定します。


バイナリ ファイルを1バイト単位で比較します。もっとも正確な結果が得られます。
MD5 ハッシュを利用した比較を行います。
一度取得したハッシュは記憶され、再検索時に利用し高速化を図ります。
SHA1 ハッシュにSHA1を使用します。
使用するハッシュが異なるだけで、動作はMD5を指定した場合と同じです。
SHA256 ハッシュにSHA256を使用します。
SHA384 ハッシュにSHA384を使用します。
SHA512 ハッシュにSHA512を使用します。

メモ
完全な正確性が必要な場合は「バイナリ」、高速処理を行いたい場合は「MD5」を選択するとよいでしょう。

類似画像検索

類似画像検索時に、類似画像と判定する条件、閾値を設定します。


サイズが同じものだけ比較する

画像サイズが同じ画像ファイルだけ比較します。

画像サイズが違う画像は、類似画像として検出されなくなります。

アスペクト比が同じものだけ比較する

アスペクト比が同じ画像ファイルだけ比較します。

アスペクト比が違う画像は、類似画像として検出されなくなります。


メモ
この機能が無効に設定されていても、アスペクト比が大きく違う画像は、類似画像として検出されません。
例えば、縦長の画像と横長の画像が類似画像として検出されることはありません。
ただし、回転した画像を検索するように設定されている場合はを除きます。

アニメーションGIF、マルチページTIFFは除外する

2つ以上の画像フレームがあるファイル(アニメーションGIFとマルチページTIFF)を検索対象から除外します。

ファイル名が同じものだけ比較する

ファイル名が同じ画像同士を比較します。

ファイル名が異なるファイルは類似度が高くても検索結果から除外します。

回転した画像を検索する

90度、180度、270度に回転した画像を検出できるようにします。

このオプションを使用すると、検索時間が長くなります。

完全に一致する画像のみ検索する

全てのピクセルが一致している画像のみを検索結果に残します。

通常の類似画像検索を行った後に、全ピクセルの比較を行い、1ピクセルでも違いがある画像は検索結果から除外します。


メモ
このオプションを使用した場合、パラメータは「標準」を使用し、サイズが同じ画像のみを比較します。
※ユーザの設定は無視されます。

プリセットパラメータ

予め登録されているパラメータの組み合わせを呼び出します。

各パラメータを任意の値に設定したい場合は、カスタムを指定します。

パラメータ

各パラメータは、90%~100%の値を持ちます。数値が低いほど寛容な判定となります。

90%より低い値は設定できません。


全てのパラメータを100%にした場合に、完全に同一の画像しか検出しなくなるという訳ではありません。

この場合に検出されるのは類似度が100%の画像になり、一致率100%の画像ではありません。


メモ
類似度100% ほぼ同じ画像と判定した状態
一致率100% 全てのピクセルが完全に同一である状態

ヒストグラム

色分布による類似度判定の閾値を設定します。


メモ
色分布による判定では、使われている色の分布のみを比較し、絵柄は考慮されません。
そのため、全く違う絵柄でも、色使いが似ている画像は、類似していると判定されます。

色合い

色相による類似度判定の閾値を設定します。


メモ
色相による判定では、絵柄が考慮されます。画像のどの部分がどんな色相かを比較し判定します。

輝度

輝度による類似度判定の閾値を設定します。


メモ
輝度による判定では、絵柄が考慮されます。画像のどの部分がどんな輝度かを比較し判定します。

コントラスト

コントラストによる類似度判定の閾値を設定します。

色数が少ない画像やコントラストが低い画像の誤判定を減らしたい場合は、このパラメータを高く設定します。

画像ファイル設定

画像として扱うファイルの拡張子を指定します。

この設定は、類似画像検索、ビューア、結果リストのサムネイル表示などに影響します。


拡張子毎にチェックボックスが用意されています。

チェックされている拡張子が画像として扱われます。


登録

ボタンをクリックするか、エクスプローラ等から、ファイルをドロップします。

ファイルがドロップされた場合は、ファイルの拡張子が追加されます。

削除

削除したい拡張子を選択した状態で、ボタンを押します。

ファイル削除

ファイル削除時の動作を設定します。

削除、移動、置換、メタデータ削除の操作に影響します。


ゴミ箱を使用する

このオプションを使用すると、ファイルやフォルダは即座に削除されず、ゴミ箱へ移動します。

このオプションが無効の場合、ファイルやフォルダは即座に削除され復活させることが難しくなります。

ごみ箱使用時の削除を高速化する

このオプションを使用すると、削除するファイルやフォルダは一時フォルダへ移動した後、一時フォルダをゴミ箱へ入れるという動作になり、ファイル削除の処理時間が大幅に短縮されます。

大量のファイルを削除する場合にはこのオプションを使用することをお勧めします。

空になったフォルダを削除する

ファイルの削除や移動後に空になったフォルダを削除します。

ファイル操作

読取専用属性を無視する

読み取り専用属性を無視して処理することを試みます。

ビューア

ビューアに関する設定をします。


サブビューアを使用する

類似画像検索の結果をビューアに表示する際に、ビューアを2個使用して、2つの画像を並べて比較出来るようにします。

ビューアに画像情報を表示する

ビューアに、画像の情報を表示します。

差分を強調して表示

差分表示を行う場合に、強調して表示することで、僅かな差でも見逃さないようにします。


メモ
差分表示を行うと、完全に同じ色のピクセルは黒で表示されますが、差が僅かの場合も黒に近い色で表示され、見逃す場合があります。このオプションを利用すると差を強調して表示するため判り易くなります。

見開き表示を行う

2枚の縦長画像を並べて表示します。

横長画像も見開き表示する

横長の画像でも見開き表示を行います。

同じサイズの画像ならスクロール位置と表示倍率を維持する

類似画像検索の結果をビューアに表示する際に、同じグループ内且つ同じサイズの画像ならスクロール位置と表示倍率を固定して表示します。

表示

表示に関する設定をします。


ツールチップにプレビューを表示する

ファイルリストのツールチップに、画像ファイルやテキストファイルのプレビューを表示します。

この機能が有効な場合、ツールチップは常に表示されます。

無効の場合は、必要に応じて表示されます。

ボタンの文字を極力表示しない

ボタンにアイコンのみを表示するようにします。

最小化時にタスクトレイに入れる

最小化を行った場合にタスクバーではなく、タスクトレイに表示します。

処理終了時にバルーンを表示する

タスクトレイに入っている状態で処理が終了した場合に、バルーンを表示して通知します。

処理終了時にウインドウを表示する

タスクトレイに入っている状態で処理が終了した場合は、ウインドウを復元します。

ウインドウ表示の場合は、最前面に表示するよう試行します。

ツールバー表示位置

ツールバーの表示位置を設定します。

標準(ウインドウ中央)のほか、タイトルバー、ステータスバーが指定出来ます。

ショートカットキー設定

ショートカットキーの設定を行います。


注意
Alt+F4を終了以外に割り当てた場合、Alt+F4では終了できなくなります。

メモ
ショートカットキーは手動振り分けやアプリ連携機能と共有しています。同じショートカットキーを重複して割り当てることは出来ません。

アプリ連携

検索結果のファイルやフォルダをダブルクリックした際に、他のアプリケーションへファイルやフォルダのパスを渡します。


アプリケーションは複数登録できます。

チェックボックスがチェックされているアプリケーションが有効となります。


有効なアプリケーションが1つの場合は、常にそのアプリケーションを実行します。

複数のアプリケーションが有効となっている場合は、どのアプリケーションを実行するか問い合わせるメニューが表示されます。


登録

ボタンを押すか、実行ファイルをドロップして下さい。

削除

削除したい項目を選択し、ボタンを押してください。

パス

実行ファイルのパスを指定します。

実行ファイルのパスを入力するか、実行ファイルをドロップして下さい。

オプション

コマンドラインオプションを指定します。

ファイルやフォルダのパスをアプリケーションに渡すには、<path>を指定します。


メモ
オプションを指定しない場合は、<path>のみ指定した状態となります。
複数のパスをアプリケーションへ渡す手段は用意されていません。

ショートカットキー

アプリケーションを起動するためのショートカットキーを設定します。


メモ
ショートカットキーは手動振り分けなどと共有しています。同じショートカットキーを重複して割り当てることは出来ません。

結果書き出し

検索結果をテキストファイルに書き出す際の書式を指定します。

書式文字列は下記が使用できます。大文字小文字は区別されません。


書式文字列


<path> フルパス
<folder> フォルダ
<name> ファイル名
<tab> タブ
<crlf> 改行
<cr> 改行
<lf> 改行
<l> ファイルサイズ
<dl> ファイルサイズ(メタデータを含まず)
<ct:> 作成日時

日時書式文字と組み合わせて使用します。

<wt:> 更新日時

日時書式文字と組み合わせて使用します。

マウス操作

ホイール閾値

ホイールでのスクロール操作時に、慣性スクロールへ移行する閾値を指定します。

初期設定は2です。

慣性量

慣性スクロールへ移行した際の慣性の量を指定します。

初期設定は1.0です。0.0を指定すると、慣性スクロールを行わなくなります。

その他

メモリ使用量を自動的に抑制する

重複ファイル検索時に、メモリが不足しそうな場合に、メモリの使用量を抑制します。

メモリ使用量抑制機能が働くと、処理速度が遅くなりますが、処理できるファイル数を増やすことが出来ます。

直感的ソートを行う

ファイルのソート方法をエクスプローラと同じにします。

フォルダブラウズ時に自動分類を行う

フォルダツリーの表示時に、サブフォルダの数が多くてスクロールが必要な場合に文字の種類毎に分類して見やすくします。

データベース

整理ボタンを押すと、データベースから不要なデータを削除して、データベースのサイズを小さくします。

削除ボタンを押すと、データベースを削除します。

ドライブ/ネットワーク

再検出ボタンを押すと、物理ディスクとネットワークPCの再検索を行います。

起動後にディスクの構成が変った(USBストレージ機器を挿抜したなど)場合に使用します。


メモ
検索中やファイル操作中は、再検出を行うことが出来ません。

ドライブを認識する

物理ドライブを認識し、パフォーマンスを向上させます。

ネットワークPCを認識する

ネットワークPCの認識し、パフォーマンスを向上させます。

タイムアウト

ネットワークPCの認識がタイムアウトする時間を設定します。

認識の途中でタイムアウトの時間を迎えた場合は、それ以降はネットワークPCを認識しません。

エンコード方法

ファイル名をエンコードする方法を指定します。

RFC1866またはRFC2396の何れかを指定します。


メモ
両者の違いは、スペースを「%20」とするか「+」とするかの違いです。

言語

使用する言語を切り替えます。


メモ
切り替えられる言語は、言語ファイルがあるもののみです。
言語ファイルは、DupFileEliminator.exeがあるフォルダのLanguageフォルダの中にあります。
予め用意されているのは日本語と英語のみですが、任意の言語ファイルを作成することも可能です。

フォント

表示に使用するフォント名、フォントサイズを指定します。


メモ
ボタンなどのフォントサイズは変更されません。
検索結果はフォントサイズの他に、文字表示倍率を設定することが出来ます。