検索設定

概要

ファイルを検索(列挙)する際の動作を設定します。

設定はいつでも変更できますが、既に検索操作がされている場合、次回の検索・操作から有効になります。

この設定は、ファイルを列挙する全ての動作に影響します。

ファイル検索

サブフォルダを検索する

サブフォルダに含まれるファイルも列挙します。

隠しフォルダ/ファイルを検索する

隠し属性が付いたフォルダやファイルも列挙します。

システム属性のファイルを検索する

システム属性が付いたファイルも列挙します。


注意
システム属性が付いたファイルは、OSの動作に必要なファイルである可能性があります。
安易に検索対象に含めないで下さい。

書庫内を検索する

ZIP内のファイルも列挙します。


メモ
ZIP内のZIPはファイルとして扱い、その中にあるファイルは列挙しません。

メタデータを認識する

画像ファイルや音楽ファイルのタグ等を無視します。

メタデータの認識に対応しているファイルは、JPEG、PNG、MP3、WAVです。


関連
メタデータの認識

ショートカットを解釈する(ファイル)

ファイルへのショートカットのリンク先を参照します。

オフの場合は、ショートカットをファイルとして扱います。

ショートカットを解釈する(フォルダ)

フォルダへのショートカットのリンク先を参照します。

オフの場合は、ショートカットをファイルとして扱います。

シンボリックリンクを解釈する(ファイル)

ファイルへのシンボリックリンクのリンク先を参照します。

オフの場合は、シンボリックリンクをファイルとして扱います。

シンボリックリンクを解釈する(フォルダ)

フォルダへのシンボリックリンクのリンク先を参照します。

オフの場合は、シンボリックリンクをファイルとして扱います。

ファイルIDを取得する

ボリュームシリアルナンバー、ファイルIDを取得します。

ハードリンクのみの重複グループを除外する

重複ファイル検索において、リンクを取得するが有効になっている場合、ハードリンクのみで構成されているグループを結果リストから除外します。

ファイルのロック機能を使用する

ファイルをロック指定出来るようにします。

ロック指定されたファイルは検索対象には含まれますが、削除対象として指定できなくなります。

ロックされたファイルのみのグループを除外する

ロック指定されたファイルのみで構成されるグループを結果リストから除外します。

フォルダ監視

サブフォルダを監視する

サブフォルダ内のファイルも監視対象にします。

監視時に削除対象を自動削除する

削除するとしてチェックされたファイルを自動的に削除します。

削除対象を自動選択するよう設定している場合、完全自動での削除が可能となります。


注意
使い方を誤ると非常に危険な機能です。
充分に注意して使用してください。

監視時にフォルダ振り分けを行う

追加・変更があったファイルを振り分けルールに従って移動します。

監視時にリネームを行う

追加・変更があったファイルをリネーム設定に従ってリネームします。

フォルダフィルタ

除外フォルダ

検索対象から除外したいフォルダを設定します。操作方法などは検索フォルダと同様です。


初期設定ではいくつかのフォルダが除外フォルダとして設定されています。


メモ
「Program Files」のようにフルパス表示でないものは、エイリアスを表示しています。
エイリアスが括弧(<>)で囲まれたものは、削除する事が出来ないフォルダを表します。
<Desktop> エイリアス表示(削除不可)
MyPictures エイリアス表示(削除可能)
D:\Dat フルパス表示

ファイルサイズフィルタ

ファイルサイズによってフィルタリングしたい場合に使用します。


0バイトから8エクサバイトの範囲で指定できます。

範囲外のサイズを入力した場合は、範囲内の数値に修正されます。


ホイールを使用して数値の増減を行う事もできます。

SHIFTキー+ホイールの場合は、増減の値が大きくなります。


メモ
フィルタリングの判定は、下限以上、上限以下で行います。つまり、上限と下限に指定したサイズのファイルも対象に含まれます。
数字以外の文字は入力できません。
桁区切りのカンマは自動的に挿入されます。

日付フィルタ

ファイルのタイムスタンプによってフィルタリングしたい場合に使用します。

作成日時、更新日時について設定できます。


メモ
フィルタリングの判定は、下限以上、上限以下で行います。つまり、上限と下限に指定した日時のファイルも対象に含まれます。

画像サイズフィルタ

画像サイズでフィルタリングしたい場合に使用します。

縦横それぞれ0ピクセルから32767ピクセルの範囲で指定できます。


右側にあるヘルパーボタンを使用すると、画像サイズの呼称からサイズを指定することが出来ます。


メモ
設定タブの画像ファイル設定で画像として扱うと指定したファイルに対してのみ有効です。
フィルタリングの判定は、下限以上、上限以下で行います。つまり、上限と下限に指定したサイズの画像ファイルも対象に含まれます。
ファイル列挙の処理時間が増えます。

正規表現フィルタ

正規表現を用いてファイル名のフィルタリングしたい場合に使用します。

初回起動時には、正規表現の例としていくつかの条件が登録されています。


メモ
複数の正規表現をリストに登録出来ますが、フィルタリングに使用できるのは1つだけです。
大文字と小文字の区別はされません。

ファイル名フィルタ

ファイル名でフィルタリングしたい場合に指定します。

初回起動時には、全てのファイルが列挙されるように設定されているほか、条件指定の例として、いくつかの条件が登録されています。


「検索する」に指定した条件に合致するファイルが列挙され、「除外する」に指定した条件に合致するファイルが対象から外れます。


各条件にはチェックボックスが付いており、チェックされている条件が有効になります。


複数の条件が有効な場合、それらの論理和を使用します。

つまり、いずれかの条件が合致したファイルがフィルタを通過あるいはブロックされます。


「検索する」条件が全て無効な場合、「*」(全てのファイルを列挙)が指定されたと見做されます。


条件の指定には、ワイルドカード(*)が使用できます。

大文字と小文字は混ぜて使用できますが、フィルタリング時には区別されません。

ファイル名に使用できない文字(:<>|など)は、条件の指定にも使用する事ができません。


A* 「A」または「a」で始まるファイル
*.jpg 拡張子が「.JPG」のファイル
Data.xls ファイル名を直接指定
メモ
「*.*」と「*」は、どちらを指定しても「*」が指定されたと解釈されます。

拡張子フィルタ

拡張子でフィルタリングしたい場合に指定します。

初回起動時には、実行ファイルや設定ファイル等が列挙されないように設定されているほか、条件指定の例として、いくつかの条件が追加されています。


「検索する」に指定した条件に合致するファイルが列挙され、「除外する」に指定した条件に合致するファイルが対象から外れます。


各条件にはチェックボックスが付いており、チェックされている条件が有効になります。


条件の指定には、大文字のみ使用できます。小文字は大文字に自動的に変換されます。

ファイル名に使用できない文字は、条件の指定に使用する事ができません。

ワイルドカード(*)も使用できません。


メモ
拡張子フィルタは、拡張子に限定したファイル名フィルタです。
拡張子でのフィルタリング設定を簡便に行うために用意されています。
ファイル名フィルタを通過したファイルに対して、拡張子フィルタの処理が行われます。
ファイル名フィルタで拡張子のフィルタリングを行い、拡張子フィルタの使用を止める事もできます。